人事異動パニック☆〈前編〉

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
あれっ、人事部のお兄さんが
掲示板の前で黄昏れていりゅぞ。

おに〜いさんっ☆
暗い顔して
どうしたんです
りゅう?
「んあー?」
まあ、お兄さんが
暗いのは
いつものこと
ですけど〜。

「ああ、ついに決まったんだよ」
決まったって? 何が?
「広告局への異動が・・・・」
えっ!
えええっ!?
「ほら、ここ。広告局営業部って」

ぃよっしゃああああ!!
営業部配属!!
ついに、夢の東京進出への第一歩を
踏み出すときが来たんですりゅう~☆
えー、どれどれ・・・・
総務局・・・編集局・・・・・あった、広告局!
広告局、営業部・・・りゅうちゃん、りゅうちゃん、
りゅ〜〜う〜〜ちゃ、ん? んんんっ?

お、お兄さん・・
ぼくの名前
見当たらないん
ですけど?
「当たり前だろう。
異動するのは
俺!なんだよ」
・・・は?

あはははは♪
何つまんない冗談言ってりゅんですか〜☆
「えっ、いや、冗談じゃな・・」
ぼくが営業部希望なの知ってるくせに〜。
人のタスキで相撲を取らないでくださいよ〜。
「その言い回しはよくわからんけど
営業部配属なのは、俺だから」
あははははは・・・・

ふざけりゅなーーーっっ!!
ぼくだって希望出してたのに!
営業部長にもアピールしてたのに!
「んなこと言ったって、それが現実だよ。
まあ、新しい人事部のお兄さんと頑張ってくれ」
え? あ、新しい人事部のお兄さん・・・・?
「うん」
お、お兄さんは、ぼくを置いて行っちゃうの・・・・・・?

バターーン!
そんなの
イ〜〜〜
ヤ〜〜〜!!
うぎゃあああああああ〜〜!
いやだ、いやだ~~~!
一緒に行く〜〜〜っ!
一緒に!一緒にぃ!
「おい、職場だぞ、落ち着け」
ひっぐ、ひっぐ、いっじょに〜〜〜・・
ぼ、ぼぐも営業部にいぐぅぅぅ・・・・
「あーもう、泣くなよ、めんどくさいなー。
りゅうちゃんだって、1人で異動するつもりだったんだろー?」
それとこれとは別ですりゅう〜〜〜。
お兄さんは、いいんですか?
あんなことや、こんなことがあった仲なのに、
そんなぼくと離ればなれになって、本当に、いいんですか〜!?
「・・・・・まー、とりあえず、総務局長に確認してみようか?」
というわけで、〈後編〉につづく!
コメント(6) 2010-03-16 05:54pm







